キョウデンは8月18日、プリント配線基板の生産拠点を再編すると発表した。
プリント配線基板製造を委託している連結子会社昭和KDEは、完全子会社である昭和キョウデンの八王子工場を将来多額の設備投資が必要であることから、単独での採算確保が困難であるため閉鎖することを決めた。
キョウデンは、八王子工場の設備の一部を、連結子会社であるキョウデンファインテックの本社工場に移設するなど、生産拠点を集約することにした。
生産拠点の再編を実施するために、キョウデンは昭和KDE との間で、昭和KDE が保有する昭和キョウデンの発行済み株式のすべての取得と八王子工場の製造設備の一部の取得に関する基本合意を締結した。
これにより製造設備の共用化が実現し、製造設備の有効活用とともに将来の設備投資の効率化を図ることが可能となる。同時に、賃借料と内製化による外注費などのコスト削減効果も期待できる。
