米ゼネラルモーターズは8月26日、北米の組立工場で増産すると発表した。
拡大する需要に対応するため増産するのは、カナダ・オンタリオ州のCAMIと米オハイオ州のローズタウン工場。CAMIでは次世代型燃料電池車シボレー・エクイノックスと新型GMCテレインを生産、ローズタウン工場では燃費に優れたシボレー・コバルトを生産する。一時解雇されていた工場従業員約1350人が組立ラインに復帰する。
GMの生産は第3四半期から第4四半期で増え、約6万台となる見通し。
7月と8月は、米政府が導入した新車買い替え助成制度「Cash for Clunker」が消費者の支持を受け、アベオ、コバルト、HHR、マリブ、エクイノックス、コロラドのシボレーブランドをはじめ、GMの低燃費車は軒並み大幅な需要増となった。増産により、ディーラーの在庫が適正水準に戻る効果が期待される。