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東洋ゴム/国内輸送重量11%減少

2009年10月05日/CSR

東洋ゴム工業が10月1日発表したCSR報告書2009によると、物流に関する温暖化防止について、2008年度の同社全体の国内輸送重量は11%減少し、輸送にともなうCO2排出量は対前年度比で15%減少した。

同社の物流部門での省エネ活動は、2006年度から2010年度の5年間の物流で使用されるエネルギー原単位を年平均1%以上減らすことを目標に設定。2008年度の輸送エネルギー使用量の積載重量原単位は、前年比で4.8%減少となった。

2008年度の国内物流全体の中でタイヤ製品の輸送にともない排出しているCO2の量は、全体の6割を占めている。CO2排出量の抑制のため、トラック輸送距離の短縮や積載方式の見直しによる輸送効率の向上、混雑地域迂回による輸送効率の向上、低燃費タイヤ使用による省エネ推進などを実施した。

天然ガス車やハイブリッド車はじめ、低公害・低燃費車の導入を積極的に推進するほか、低床トラックの利用や事業者と連携した往復便活用による積載率の向上も実施。今後も、輸送ルートの見直しや混載便・共同便の拡大などを進め、輸送効率の改善を行う方針だ。

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