LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

NTN/他方向への搬送が可能な多機能フィーダ開発

2009年12月17日/IT・機器

NTNは12月17日、モノドライブ2ウェイフィーダの基本技術と新しい部品搬送機構を融合した新製品「2ウェイ分別フィーダ(ボウルタイプ)」を開発したと発表した。

NTNでは多様化する搬送ニーズ(搬送方向・供給能力)や歩留まり(停滞)防止などの生産効率を向上するニーズに応えるため、1台のボウルフィーダで2種類の部品を整列・供給させるだけでなく、部品を整列・供給するアタッチメント領域内の変速搬送、主搬送方向に加え、他方向への搬送機能を付与した。

新開発の搬送機構は、1対の板ばねユニットで構成され、この板ばねの傾斜をボウルフィーダ(本体)の板ばねの傾斜と同じ方向にすることで、アタッチメントの一部で増速・減速が可能となった。

また、部品搬送機構の板ばねの傾斜をボウルフィーダの板ばねとは逆方向とし、部品搬送機構の搬送方向をボウルフィーダの搬送方向と違う方向にすることも可能とした。

さらに、傾斜シュートに部品搬送機構を取り付け、シュートへ振動を伝達し、シュート内での部品の停滞を無くした。これらの機能はフィーダ本体の振動源から発生した振動を利用しており、1台分の消費電力でこれらの機能が働くため、省エネに貢献する。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース