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デュポン/米国の高機能フィルム生産ライン増強

2010年01月22日/物流施設

デュポンは1月18日、1億7500万ドルを投じ、太陽電池用バックシート材料の高機能フィルム「デュポン テドラーPV2001シリーズ」などの生産ラインを段階的に拡大すると発表した。

今回の投資と、昨年決定したフィルムの原材料の生産拡大のための1億2000万ドルを合わせた投資額は、計2億9500万ドルとなる。

フィルムの生産ライン拡大は、米オハイオ州サークルビルのデュポンサイト内で、既存設備の利用と改修により実施される。この生産拡大で、テドラーなどフィルムの生産能力は、世界で発電量10GW超の太陽光発電モジュールの生産需要を支えるものとなる。生産ラインは2011年9月から操業を開始する予定。

テドラーなどのフィルム製品は、フッ化ビニルモノマーの生産、ポリフッ化ビニル樹脂への重合、テドラー フィルムの押し出し成形などの工程で製造されるが、デュポンはこのモノマーと樹脂の生産能力を50%以上増大させる予定。

このため、ケンタッキー州とノースカロライナ州のデュポンサイトでそれぞれモノマー、樹脂用の生産拠点が建設されており、2010年の半ばに操業を開始する。

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