出光興産／3月で道路用アスファルトの生産・販売を中止

出光興産は2月26日、3月31日で油種道路用アスファルトの生産、販売を停止することを決めた。

販売する道路用アスファルトは、1998～2008年で57万トンから25万トンに減少しており、昨年6月には北海道製油所でアスファルト製造を中止していた。

現在は千葉製油所で製造し、岸和田と福岡に二次基地として貯蔵タンクの設備を保有しているが、道路予算の削減や、既設路盤の再利用の普及などから今後の需要見込を想定した結果、アスファルト製造と二次基地のコスト回収が困難と判断。生産と販売を停止する。