東芝は5月7日、中国において水力発電設備の製造、販売、保守サービスを行うグループ会社の東芝水電設備（杭州）有限公司が、中国・広東省の清遠揚水発電所向け発電設備に関して、調峰調頻発電公司とポンプ水車、発電電動機、周辺装置の機器供給契約を締結したと発表した。
中国国内の外資系企業としては、初めて揚水発電設備の納入をする。
今回受注したのは320MW（32万kW）級ポンプ水車と発電電動機4セット、周辺装置。東芝が持つ揚水発電の技術力と機器信頼性や世界最大級の単機容量470MWの神流川発電所をはじめとした実績が評価された。
2012年1月から順次納入される計画で、同発電所は2014年10月から順次運転開始する予定だ。
