NECは6月18日、日電（中国）を通じて受注した広州の白雲国際空港新ターミナル向けのPOSシステムが稼動を開始したと発表した。
システムはNECのPOSターミナル「TWINPOS5500Ui」約200台と、各店舗や本部における販売管理、在庫管理、顧客管理などを行う統合流通小売業管理システム。POSターミナルは白雲空港新ターミナル内の全店舗に採用されている。
広州白雲国際空港は、北京首都国際空港、上海浦東国際空港と並ぶ、中国三大空港の一つ。新ターミナル内のショッピングエリア約2万㎡の中に約300社が営業している。
経済発展にともなう、空港の旅客の利用数は大幅に伸びており、白雲空港は、売り上げや顧客情報を安全に効率よく管理して経営戦略にリアルタイムに活かすとともに、サービス向上を実現する情報システムの構築と、先端的な空港の小売店舗ならではのデザイン性を重視した店舗作りを目指してシステムを導入した。
