富士通フロンテックと富士通は7月23日に、新製品の中出力ハンディリーダライタを両社で発売する。価格は31万3000円で、今後3年間で約10億円の売上を見込む。
中出力ハンディリーダライタは、中出力UHF帯RFID機器の総務省令改正に対応し、様々な場所で多少距離が離れていても一括読み取りができる。場所を限定せず、様々な場所にある荷物などの一括入荷/出荷検品ができ、業務先での荷物の紛失などにも必要に応じた対応ができるようになる。
また数十枚のICタグを瞬時に読み取り、業務の効率化に貢献する。両社は中出力ハンディリーダライタを、物流会社全般、リネンサプライ会社、レンタル会社・リース会社などに売り込む。