LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

日立システムアンドサービス/記録媒体や書類の物品管理ソリューション

2010年09月18日/IT・機器

日立システムアンドサービスは9月21日、「りいぶる物品管理ソリューション」の提供を開始する。

データセンターや研究所などで保管・管理している大量の記録媒体や重要書類の貸出・返却、棚卸などの管理業務を効率化するサービス。

日立システムは、1991年から図書管理システム「りいぶるシリーズ」を販売しており、自治体・企業・官公庁を中心に約2100サイトで採用されている。「りいぶる物品管理ソリューション」は、日立製作所が提供する超小型無線認識用ICタグ「ミューチップ」を採用。大量の記録媒体や重要書類の貸出/返却といった入出庫の精度の向上や、物品の捜索や全体の棚卸などにかかる時間を大幅に短縮できる。

トランクなどの運搬ケースや保管棚などに物品を格納したまま、ミューチップリーダを物品の上からかざすだけで、貸出/返却、棚卸が可能となる。

また、多くの物品の情報を一括して読み取れるので、大量の物品を効率よく取扱うことができる。従来のバーコードによる物品管理では、500本の貸出/返却に約20分かかっていたものが約1分に、7000本の棚卸しに約6時間かかっていたものを約45分に短縮することが可能となる。

Webブラウザ経由での物品の検索、貸出状況の確認、貸出の事前申請に対応。あらかじめ離れた拠点から手続きすることが可能だ。貸出時に読み取った物品情報と、あらかじめ申請した情報を突き合わせることで、貸し出しのミスを防止できる。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース