アディレクト（株）は3月12日、子会社のADiRECT USA Inc.,とともに、日本食材の米国消費者向け販売サイトを開設したと発表した。既に海外レストランなどの事業者向けサイトを運営しており、個人向け・事業者向けの両方の販売サイトが完成した、としている。
同消費者向けサイトの特長は、日本国内での調達、輸出、米国内でのチルド輸送を一元管理する物流ネットワーク運営能力、トレーサビリティの情報技術など。日本各地から依頼を受けた新規アイテムを随時更新するとともに、海外での知名度が低い食材知識を提供し、日本食材のブランドを構築する。一部の品目では、受発注履歴や注文食材のトレーサビリティ情報を閲覧できる。
同社では今後、食材の商品構成を充実させるため、サイト取扱商品を早期に100アイテム程度にし、中期的に米国以外の国々への展開も視野に入れる。
