DTS(東京都港区)は9月1日、RFIDを用いた位置情報管理システム「iZCOM」を発売すると発表した。
iZCOMは、アクティブ型RFIDタグを人や物に付帯させ、GPS機器では特定しにくい屋内の現在位置や移動経路、滞留時間などの位置情報を収集し、ブラウザ上でリアルタイムに確認できるシステム。
導入すれば倉庫や工場内で物品の現在位置や移動情報の管理、作業員の行動分析などに役立つものでソフトウエアのライセンス価格は基本ライセンス(サーバーライセンス、50ユーザーライセンス含む)が31万5000円。
通常の販売形態に加え、短期の利用や、初期費用を抑えたい顧客向けの機器レンタルサービスも提供する。
iZCOMの主な機能は、対象者の現在位置、移動経路、滞留時間をブラウザから閲覧する位置管理機能、移動経路や滞留時間をデータ抽出し、位置情報を取り入れた行動分析ができるデータ分析など。
これらの標準機能に加え、監視カメラや各種センサーなどの機器との連動や、その他顧客の要望にあわせたカスタマイズが可能となっている。