大塚製薬は5月26日、インドネシア現地法人P.T.アメルタインダ大塚が建設していた、ポカリスエットの新工場「クジャヤン工場」が竣工したと発表した。
ポカリスエットは、1980年に日本で発売し、インドネシアでは1989年に販売を開始した。インドネシアでの2009年度の売上高は前年比約30%増、年間販売本数約4億5000万本に達している。
これまでインドネシアでは西ジャワ州のスカブミ工場でポカリスエットの生産をしていた。販売本数の増加にともない、東ジャワ州にクジャヤン工場を建設した。
クジャヤン工場では、陽圧無菌充填方式を採用し、従来の350mlペットボトル重量を約20%(約4.5G)軽量化することにより、原油由来の樹脂量を削減できる製造ラインを導入した。