松坂屋／大阪店、くずは店閉鎖

（株）松坂屋は、大阪店とくずは店の閉鎖する。
大阪店は、大正１２年に大阪市浪速区日本橋に開店、昭和４１年に現在の中央区天満橋に移転し、また、くずは店は昭和４９年に大阪府枚方市に開店し、営業を続けてきたが、バブル経済崩壊後の長引く景気低迷の中で、両店の売上高は平成３年度をピークに減少傾向が続いており、これまで売場改装による営業力強化や経費の削減など様々な施策を講じて業績の改善を目指す一方、規模縮小や業態転換による再構築についても検討してまいりましたが、抜本的な業績改善の見通しが立たない状況にあった。
店舗の閉鎖日は、大阪店が平成１６年５月５日（予定）、くずは店平成１６年３月３１日（予定）。大阪地区の外商・仕入等は高槻店へ集約し、名古屋事業部に統合する。