仏カルフールは、テスコとの間で事業買収、売却に関する合意に達したと発表した。
カルフールと台湾プレジデント社の合弁企業プレジカル(PresiCarre)が、テスコ台湾のハイパーマート既存6店舗と、来年オープン予定の新設2店舗を計1億3200万ユーロ(181億8600万円)で近く買収する。
一方で、カルフールは、チェコに11店舗、スロバキアに4店舗それぞれある同社のハイパーマートについて、計1億8940万ユーロでテスコに近く売却する。
カルフールは、台湾に既に40店舗以上を展開しており、テスコの店舗買収により市場シェアを伸ばしたい考え。
今年に入って同社は、メキシコ市場から撤退。日本市場からの撤退も発表し、運営店舗のフランチャイズ契約についてイオンとの間で合意に達している。さらに、ポーランドやイタリアなど欧州各地で店舗買収に関する契約を結んでいる。(翻訳)