コクヨグループのコクヨS&T（株）とコクヨインターナショナル（株）が共同出資する事務用品製造会社コクヨベトナム（株）は11月23日、建設中であったコクヨベトナム工場の第一期工事を竣工し、稼動した。
新工場では、フラットファイルやタックラベル等の事務用紙製品を生産し、安定した品質の確保と、より一層のコストダウンを実現する。
当面は生産量の大半を日本へ輸出するが、今後、急速な経済発展を遂げる中国等アジア諸国への製品輸出も行っていく。
コクヨグループの海外における生産拠点は、事務用文具を生産するタイ工場、オフィス家具を生産するマレーシア工場に続く3カ所目。新工場の生産高は年間20億円、第二期工事が終了する2008年度には50億円を計画している。
コクヨベトナム工場の概要
竣工：2006年11月23日（第一期工事）※第二期工事竣工は2008年度を予定
所在地：Nomura-HaiphongIZKm13,An Duong Dist.,Haiphong City,Vietnum
敷地面積51,544㎡（15,592坪）
延床面積10,919㎡（3,303坪）※第一期工事分
建築面積10,967㎡（3,317坪）※第一期工事分
生産品目：事務用紙製品
年間生産高（計画）20億円、50億円（2期工事終了後2008年度）
販売先：日本を中心としたアジア諸国
人員166名（11月23日現在）
操業開始2006年11月23日
総投資額28億円
