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川崎重工/西神戸の新工場棟で建設機械用油圧ポンプの本格生産

2011年06月06日/物流施設

川崎重工業は6月6日、西神戸工場(神戸市西区)の新工場棟で、建設機械用油圧ポンプの本格生産を開始したと発表した。

新工場棟は、世界的な建設機械用油圧機器の需要増を受けて建設を進めていたもので、2008年12月に工場建屋が完成したが、リーマンショックによる景気後退を受け、本格稼動を見合わせていた。

しかし、昨年来の急増する中国での需要に応えるため、新たに加工機械や組立設備などの生産設備を順次導入し、油圧ポンプの増産体制を整備したもの。

新工場棟の総投資額は80億円で、同工場棟に、油圧ポンプの部品加工、組立、運転、塗装の設備を新たに導入するとともに、既存の工場棟で生産している油圧ポンプの生産ラインの一部も移設した。これにより、西神戸工場の油圧ポンプの生産能力は年産11万台から13万台へと約20%増強した。

■新工場棟の概要
所在地:兵庫県神戸市西区櫨谷町松本234番地
生産品目:油圧ポンプ
生産能力:4万8000台/年
延床面積:約1万㎡(2階建て)
従業員数:120人(2011年5月現在)

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