大日本印刷(DNP)は10月25日、丸善・丸の内本店で実施する輸入カレンダーの販売や在庫管理に、ICタグシステムを提供すると発表した。
<カレンダーにICタグを添付>
<ICタグの読み取り機で複数商品を一気に読み取る>
同システムは、今年5月に丸善・丸の内本店に導入した洋書管理システムを活用したもので、カレンダーの個品管理が可能になるため、販売や在庫管理など店舗業務の効率化が図れ、顧客の問合せにも迅速に対応できるなど、より一層のサービスの充実が実現する。
DNPは、2011年8月に、重なっても一括読み取り可能な10円台の低価格UHF帯ICタグを開発し、コスト負担の問題を解消したことで、書店や各種小売店での導入を容易にした。