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国交省/コンテナ物流情報サービスシステムで中国と連携

2011年11月30日/国際

国土交通省港湾局は12月9日、中国・上海羅徑港と連携し、国土交通省が運用しているコンテナ物流情報サービスシステム「Colins」と上海羅徑港ターミナルシステムとのシステム接続を行う。

Colinsは、ターミナルオペレーター、荷主、海貨事業者や運送事業者等の関係事業者間でコンテナ物流情報を共有するためのウェブサイト。国交省が社会実験として開発・運営を行っているもので、これまでは日本国内の情報を扱っていた。

しかし、国際海上コンテナ輸送において、他国でのコンテナ物流情報を把握することが求められることから、この度、他国との連携の先駆けとして、試験的に中国・上海羅徑港と連携することにしたもの。

この取組により、船舶動静やコンテナ動静等の物流情報が可視化されることで物流の効率化が期待される、としている。

日中両国の国際海上コンテナ動静の可視化に向けた基盤構築を目指して、電子タグ(RFID)に関する実用化実験を記念して日中コンテナの可視化基盤構築の電子タグ実証実験が12月1日に中国・上海羅徑港で開始する。

これは、経済産業省、日本通運、上海スーパーエクスプレス等の事業に国交省も協力して取り組んでいるもので、今回のColins と上海羅徑港のシステムとの接続についても説明を行う。

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