川崎重工業は1月18日、液化天然ガス(LNG)を燃料とする9000TEU型コンテナ船の開発を完了し、ノルウェー船級協会(DNV)から設計基本承認(AiP)を取得したと発表した。
<9000TEU型LNG燃料コンテナ船>
今回開発したLNG燃料コンテナ船は、北米や欧州で適用されるNOxやSOxの排出規制区域(ECA)内だけでなく、太平洋往復横断も可能な航続距離を達成する容量を有したLNG燃料タンクを装備している。
また、バックアップ燃料として重油も利用できるように二元燃料推進システムを採用している。
■9000TEU型LNG燃料コンテナ船の主要目
全長:約308m
幅:48.4m
喫水:14.5m
LNG燃料タンク:約7000立方メートル