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丸全昭和運輸/4~12月の売上高1.7%増、営業利益13.5%増

2012年02月06日/決算

丸全昭和運輸が2月6日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、売上高655億4100万円(前年同期比1.7%増)、営業利益32億5400万円(13.5%増)、経常利益35億7100万円(12.4%増)、当期利益21億8200万円(12.6%増)となった。

貨物自動車運送事業について、震災に伴う得意先の減産による取扱減少もあったが、建設機械製品及び部品の輸出取扱増加に伴い輸送量の増加があり、化学塗料や衛生陶器等の取扱も増加し、若干の増収となった。

港湾運送事業は、建設機械の製品・部品の輸出取扱増加や住宅建材の輸出入増加、混載輸出入の取扱増加があったが、非鉄金属市況の悪化による輸入取扱が大幅に減少し、石炭回漕業務取扱も減少、食品・雑貨等の輸出業務も減少し、減収となった。

倉庫業は、非鉄金属関連の輸入保管の減少や映像関連機器の取扱減少があったが、原塩の取扱増加や炭素原料の取扱増加、建設機械の取扱増加及び化成品・介護用品等の取扱も増加し、増収となった。

鉄道利用運送事業は、震災復旧に伴う住宅建材のコンテナ取扱が増加し増収、物流附帯事業は減収となった。

その結果、物流事業の売上高は517億8700万円(前年同期比0.3%増)、営業利益は20億7200万円(6.0%増)となった。

通期は、売上高885億円(3.4%増)、営業利益41億円(11.8%増)、経常利益43億円(7.7%増)、当期利益26億円(41.7%増)を見込んでいる。

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