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日新/4~12月の売上高1.5%増、営業利益15.0%減

2012年02月06日/決算

日新が2月6日に発表した2012年3月期第3四半期決算によると、売上高1360億2000万円(前年同期比1.5%増)、営業利益28億8300万円(15.0%減)、経常利益32億2700万円(11.8%減)、当期利益17億3600万円(14.4%減)となった。

物流事業の日本の輸出海上貨物は、震災後サプライチェーンの復旧まで、四輪完成車、CKDをはじめとした自動車関連部品の取り扱いが低調だった。

輸入海上貨物は、製材・合板関係や鋼材などの取り扱いが大幅に増加したのをはじめ、アパレル、雑貨、家具の取り扱いが引き続き底堅く推移するなど、全般的に好調だった。

輸出航空貨物は、一部電子部材の取り扱いが低迷したほか、夏場以降は円高の英気用により、伸び悩み傾向が見られたものの、治癒動く向けなどのスマートフォン関連電子部品や環境関連部品の取り扱いが順調だったほか、欧州向けスポット貨物やタイ洪水にかかわる緊急貨物の取り扱いが雌雄駅に寄与した。

輸入航空貨物は、5月からシーズンに入った北米発の青果・生鮮・食品貨物が好調だったことに加え、花卉、医薬品の取り扱いが順調に推移した。

国内倉庫・輸送では堺ロジスティクスセンターをはじめとした関西地区の各倉庫が高水準な稼働を続け、また四輪完成車などの内航船輸送の取り扱いが堅調だった。

通期は、売上高1820億円(3.7%増)、営業利益40億円(3.1%減)、経常利益41億円(5.9%減)、当期利益23億円(15.9%増)を見込んでいる。

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