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日本トランスシティ/3月期の売上高3.2%増、営業利益6.4%増

2012年05月10日/決算

日本トランスシティが5月10日に発表した2012年3月期決算によると、売上高834億4800万円(前年同期比3.2%増)、営業利益40億9800万円(6.4%増)、経常利益47億5600万円(11.0%増)、当期利益30億100万円(23.6%増)となった。

総合物流事業の内、倉庫業では、期中平均保管残高は前期に比べ増加したが、貨物入出庫数量は前期に比べ減少した一方、消費財を中心に物流加工にかかる取扱量が前期に比べ大幅に増加した。

港湾運送業では、四日市港における海上コンテナの取扱量は、輸出が減少した一方、輸入が増加したことにより、前期に比べ若干増加した。

完成自動車の取扱量は、輸出車が大幅に減少し、国内車が増加した。輸入原料の取扱量は、石炭・コークス・穀物類を中心に堅調に推移した。

陸上運送業では、主力のトラック輸送ならびに環境に優しい物流として取り組んでいるバルクコンテナ(粒状貨物専用)の取扱量は、東日本大震災の影響により、前期に比べともに減少した。

国際複合輸送業では、海上輸送の取扱量は前期に比べ輸出入ともに増加し、航空輸送の取扱量は前期に比べ減少した。

来期は、売上高860億円(3.1%増)、営業利益43億円(4.9%増)、経常利益48億円(0.9%増)、当期利益31億円(3.3%増)の見通し。

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