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セイノーHD/3月期の売上高1.3%増、営業利益12.5%増

2012年05月14日/決算

セイノーホールディングスが5月14日に発表した2012年3月期決算によると、売上高5042億7600万円(前年同期比1.3%増)、営業利益138億6700万円(12.5%増)、経常利益197億4100万円(2.0%減)、当期利益125億4200万円(48.4%増)となった。

輸送事業は、ロジスティクス事業や時間提供商品の拡販、運賃収受率の改善、路線便の積載率や輸送品質の向上などを主要施策として展開し、収入拡大と利益の確保につなげた。

国内全土を網羅した特別積合せ 、EXPRESS、全国の空港を基点とした集配の3つの輸送ネットワーク、さらにはフォワーダー機能を駆使することで、国内のほぼ全域で翌日午前中配達を可能とした。

拠点展開では、九州西濃運輸による筑豊支店(福岡県鞍手郡)の新築移転、関東西濃運輸による古河支店(茨城県古河市)の開設を行い、業務効率とCSの向上を図っている。

その他、幹線輸送の一層の合理化や「エコドライブ運動」の継続に加え、節電対策も強力に進め、地球環境への貢献と費用圧縮を目指してきた。

輸送事業の売上高は3705億9100万円(0.5%増)となり、営業利益は72億4000万円(11.5%増)となった。

来期は、売上高5050億円(0.1%増)、営業利益140億円(1.0%増)、経常利益200億円(1.3%増)、当期利益90億円(28.2%減)を見込んでいる。

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