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三菱商事ほか/物流施設・商業施設の不動産私募REITを運用開始

2012年10月20日/物流施設

三菱商事と子会社のダイヤモンド・リアルティ・マネジメント(以下:DREAM)は10月18日、オープンエンド型不動産私募REIT(以下:本私募REIT)を当初3物件、総資産規模約317億円で運用開始したと発表した。

本私募REITは、三菱商事グループが有する不動産開発、運営、金融事業のノウハウを組み合わせて組成したもので、国内初の商業施設・物流施設を中核に据えた総合型私募REIT。

運用開始当初ポートフォリオは、首都圏に所在する商業施設、物流施設、賃貸住宅の3物件により構成するが、いずれの物件もアセット特性に応じた優良立地に位置し、信用力の高いテナントとの間で中長期の賃貸借契約が締結されている等、中長期的に安定的なキャッシュフロー(賃料収入)が見込まれる物件となっている。

本私募REITの資産運用会社DREAMは、2004年の会社設立以来、国内外の機関投資家向けに複数の不動産私募ファンドを組成し、運用を行っている。

9月には先行して、本私募REITと商品性を異にする物流施設特化型2号ファンドの組成も完了し、現在の運用資産残高は5500億円を超え、総合商社系では国内最大規模の不動産私募ファンド運用会社となっている。

三菱商事は、不動産私募ファンド事業を上場J-REIT事業と並ぶ新産業金融事業グループでの最重点事業のひとつと位置づけており、本私募REITを含む不動産私募ファンドの運用を担うDREAMと共に、今後も不動産証券化市場の発展、及び本邦投資家に対する良質な投資機会の提供に努めるとしている。

■本私募REITの概要
ファンド名:DREAMプライベートリート投資法人
運用開始時期:2012年10月16日
投資対象:首都圏を中心とする商業施設、物流施設、賃貸住宅、オフィス物件
当初資産規模:約317億円
投資家:国内大手機関投資家・年金基金等

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