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産業ファンド/売上高13.0%増、物流セクターの市場規模拡大

2013年02月14日/物流施設

産業ファンドが2月14日に発表した2012年12月期(7月~12月)決算によると、売上高は50億3700万円(前年同期比13.0%増)、営業利益28億3400万円(14.6%増)、経常利益20億2200万円(14.5%増)、当期利益20億2300万円(9.2%増)だった。

不動産市場では、J-REIT マーケットで活発な新規上場、公募増資が実施され、日本銀行の買入れや金融緩和政策の効果により東証 REIT指数は1年9か月ぶりに1100ポイントを回復した。

特に物流セクターでは、J-REIT 市場への国内外の新規プレイヤー参入が見られ、物流セクターが飛躍的にその市場規模を拡大することとなった。

物件取得では、強みとする CRE(Corporate Real Estate、企業不動産)提案を切り口とした物件ソーシング活動を継続し、2012年12月にIIF 川口ロジスティクスセンター(取得価格17億7000万円)を自己資金により取得した。

既存運用物件では、IIF厚木ロジスティクスセンターで、2012年7月1日を始期とする期間5年の定期建物賃貸借契約を新たなテナントと締結し、空室期間を発生させることのないテナント入替を実現した。

IIF越谷ロジスティクスセンターとIIF野田ロジスティクスセンターは、2012年10月5日付で日本政策投資銀行(以下「DBJ」)による DBJ Green Building 認証をJ-REITが保有する物流施設として初めて取得した。

2012年12月31日現在の保有資産は、物流施設14物件、インフラ施設4物件、工場・研究開発施設等5物件、取得価格の合計は 1472億8400万円となった。

2012年12月31日現在の総賃貸可能面積は47万8184.88㎡、平均稼働率は100%となっている。

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