日本通運は6月25日、物流環境大賞で大賞を受賞したと発表した。
受賞したのは、エネルギー見える化システムNEES(NITTSU ECONOMY SYSTEM)を活用した省エネルギーの取り組み。
全国に約200か所ある同社のエネルギー使用事業所のエネルギー使用量を正確に把握し、全社的に省エネの効果をあげていくことを目的としたもの。
開発した「エネルギー見える化システムNEES」の導入により、電気、軽油、ガスをはじめとした全社のエネルギー使用量の総計を算出するだけでなく、各事業所でデータを自由に閲覧できることから、事業所単位での省エネ目標の設定・検証などがPDCAサイクルで取り組めるようになった。
これにより、2012年度は第3四半期累計で総電力使用量対前年3.4%減を実現した。