澁澤倉庫が8月7日に発表した2014年3月期第1四半期の業績は、売上高135億7700万円（前年同期比1.2％減）、営業利益6億4900万円（6.8％減）、経常利益6億4500万円（7.6％減）、当期利益3億8000万円（49.4％増）となった。
倉庫業務は、消費財関連の保管料が増加したほか、販促品の流通加工業務が好調に推移したことにより、売上高は23億4300万円（0.9％増）となった。
港湾運送業務は、輸出入荷捌貨物の取扱いは低調に推移したが、在来船貨物の船内荷役の取扱いが伸長したため、売上高は14億2700万円（3.7％増）となった。
陸上運送業務は、日用品や飲料の輸配送は増加したものの、引越業務の取扱いが減少したことで、売上高は前年同期並みの69億8800万円となった。
国際輸送業務は、海上の輸入貨物の荷動きは堅調だったものの、航空・海上ともに輸出貨物の取扱いが減少し、売上高は9億1000万円（9.3％減）となった。
この結果、物流事業全体の売上高120億3600万円（0.2％減）となった。営業費用は作業費および横浜・茨木地区の再開発に伴う借庫費が増加したことなどにより、117億1900万円（0.2％増）となった。以上により、営業利益は3億1600万円（11.5％減）となった。
通期は、売上高543億円（1.7％増）、営業利益25億2000万円（9.3％減）、経常利益22億2000万円（10.4％減）、当期利益13億円（17.5％増）を見込んでいる。
