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浜松ホトニクス/54億円を投じ、工場棟を増設

2013年09月25日/生産

浜松ホトニクスは9月25日、電子管事業部の主力拠点である豊岡製作所の北側造成地に第10棟を着工すると発表した。

<第10棟完成予想図>
20130925hamamatsu - 浜松ホトニクス/54億円を投じ、工場棟を増設

新棟建設により、売上高100億円規模に相当する生産能力の拡大が可能となり、電子管事業部の連結売上高600億円に相当する生産能力を確保する。

新棟では、製作所内の第1棟と第4棟に分散しているヘッドオン型光電子増倍管の生産ラインを集約し、一貫生産工場として、生産の効率化を図るとともに新製品の開発に取り組む。ま

今後予想される、ニュートリノ実験やダークマタ一実験など素粒子物理学実験に対応できる各種光電子増倍管の増産にも対応する。

■新棟概要
建物名称:豊岡製作所 第10棟
建築場所:静岡県磐田市下神増314-5 豊岡製作所内
建築工期:2013年9月着工 2015年1月竣工予定
生産開始:2015年4月予定
建築構造:鉄骨造4階建
建物面積:建築面積6418㎡、総床面積2万1012㎡
施設構成
1階:大口径型光電子増倍管製造
2階:大口径型光電子増倍管と新規開発製品の製造、ガンマカメラ用光電子増倍管の検査(クリーンルーム、クラス10000)
3階:第1棟と第4棟の核医学関連用や石油探査用光電子増倍管の製造移転と新製品開発(クリーンルーム、クラス10000)
総工費:約54億円
収容人員:約200名
生産品目:ヘッドオン型光電子増倍管

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