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商船三井/4~12月の売上高13.9%増、当期利益295億円

2014年01月31日/決算

商船三井が1月31日に発表した2014年3月期第3四半期決算によると、売上高1兆2753億900万円(前年同期比13.9%増)、営業利益296億8300万円(前年同期は113億8000万円の営業損失)、経常利益369億6900万円(前年同期は157億9900万円の経常損失)、当期利益295億1500万円(前年同期は587億1300万円の当期損失)となった。

セグメント別では、不定期専用船事業の売上高は6090億円(12.2%増)、コンテナ船事業は5336億円(18.5%増)、フェリー・内航事業が422億円(1.3%増)だった。

不定期専用船事業のうち、ドライバルク船市況は、第2四半期後半より全船種にて上昇基調となり、第3四半期はおおむね底堅く推移した。

ドライバルク船の部門損益は、鉄鋼原料船、木材チップ船、電力炭船などの長期契約による安定的な収益に加え、前年度に実施した事業改革による損益改善効果と市況回復により、前年同期比で増収増益となった。

油送船部門は、11月頃から冬場の原油需要増加の影響を受けて船腹需給が引き締まったことで回復した。

LNG船部門は、日本と韓国の電力向け追加需要が欧州の景気低迷などによる需要減退を補ったため、世界的なLNGの荷動きは堅調に推移した。部門損益は、長期輸送契約による安定的な収益を確保したものの、減益となった。

コンテナ船事業は、運賃が乱高下を繰り返す中、さらなる減速航行による燃料削減などのコスト削減を徹底し、運航効率の改善などに取り組んだが、損失を計上した。

通期は、売上高1兆7000億円(12.6%増)、営業利益430億円(-)、経常利益550億円(-)、当期利益570億円(-)の見通し。

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