名古屋港は6月6日、名古屋港の特例港湾運営会社として申請する名古屋港埠頭(埠頭)の社長に、元商船三井社長の生田正治氏を迎えると発表した。
6月25日に開催される埠頭の株主総会等を経て、生田氏の社長就任が正式に決定する予定。
申請要件である「民間からの出資」について、第三者割当増資により、名古屋港運協会、名古屋ユナイテッドコンテナターミナル(NUCT)、飛島コンテナ埠頭(TCB)から各1000万円の出資を受け入れる方針としている。第三者割当増資については8月頃行われる予定。
今後は、埠頭が、公共コンテナターミナルである埠頭群を一元的に管理運営する主体として、経営と運営組織の強化を図っていく。