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川崎汽船/保有する運航船が初の米国船級協会登録船舶となる

2014年08月26日/国際

川崎汽船は8月26日、保有する運航船「YAMATOGAWA」 (VLCC)が日本船舶(日本籍船)としては初の米国船級協会(アメリカン・ビューロー・オブ・シッピング(ABS)による船級登録船舶となったと発表した。

同船は、2006年12月に外国籍のABS船級船として竣工して以来、国内の顧客による日本向け原油輸送に従事してきた。川崎汽船では、外航日本船舶の計画的増加を図るという日本の政策に沿って、日本船舶の保有・運航隻数を継続的に増加させている。

2012年12月にABSが国土交通省から外航海運に用いられる日本船舶について船舶安全法及び海上汚染防止法に基づく検査実施団体として認可・登録されたことを受け、同船の船籍国を日本国へ変更することにつき国土交通省海事局、ABSを始めとした関係者と協議を続け、今回のABS船級での日本籍化実現となったもの。

同船はABS船級の日本船舶の第1号案件であることのみならず、外国船級協会登録船全体においても日本船舶の第1号案件になる。

■本船概要
建造造船所:川崎造船 坂出工場 (現:川崎重工業 坂出工場)
竣工年月:2006年12月
配乗:日本人、フィリピン人混乗
全長:333.00m
型幅:60.00m
型深:29.00m
載貨重量トン数:30万2488トン
総トン数:16万134トン
満載喫水:20.443m

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