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SGホールディングス/第2四半期は売上高1.6%減、営業利益5.8%減

2014年10月28日/決算

SGホールディングスが10月28日に発表した2015年3月期第2四半期決算によると、売上高は4090億4700万円(前年同期比1.6%減)、営業利益200億9000万円(5.8%減)、経常利益185億7600万円(6.5%減)、当期利益111億2800万円(36.7%増)だった。

前年の当期利益は、企業年金基金精算に伴う一括供出を行い、特別損失46億円を計上している。

<決算説明にあたった中島俊一取締役>
20141028sghd - SGホールディングス/第2四半期は売上高1.6%減、営業利益5.8%減

中島俊一取締役財務・経理担当は、「ここまでは、消費税増税に伴う駆け込み重要の反動と天候不順が影響した。燃料費高騰によるコスト増加も影響した。ただ、後半は盛り返しつつあるので、通期の連結業績については若干の増収増益を見込んでいる」と述べた。

セグメント別では、デリバリー事業は、主な商品の取扱個数はすべて減となった。飛脚宅配便が5億8932万6000個(2.8%減)、飛脚航空便が436万7000個(5.5%減)、飛脚クール便が1487万1000個(3.1%減)、メール便1億4085万1000冊(21.6%減)。

宅配便の単価は、2013年上期で481円だったものが、2014年上期に約500円となり、単価アップが進んでいる。

売上高3496億7500万円(0.1%減)、営業利益170億8600万円(5.2%増)となった。

ロジスティクス事業は、佐川グローバルロジスティクスと佐川急便の共同チームによってロジスティクスとデリバリーを融合させた新たな物流提案を展開した。

売上高は284億5800万円(8.2%増)となったが、M&Aに伴う一時費用などもあり、営業損失は1億6100万円(前期は営業利益1億2800万円)となった。

不動産事業では、2014年6月に大型物流施設SGリアルティ舞洲が竣工し、運用を開始した。また、SGリアルティ東松山を着工し、2015年秋竣工予定としている。

売上高は販売用不動産を売却したこともあり、22億2800万円(78.8%減)、営業利益は11億9800万円(52.1%減)となった。

通期は、売上高8500億円(1.8%増)、営業利益440億円(1.4%増)、経常利益410億円(0.6%増)、当期利益230億円(38.1%増)を見込んでいる。

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