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協和発酵キリン/高崎工場内に新製剤棟竣工

2014年10月30日/生産

協和発酵キリンは10月30日、群馬県の高崎工場で新製剤棟(HA5棟)を竣工したと発表した。

<HA5棟外観>
20141030kyouwa - 協和発酵キリン/高崎工場内に新製剤棟竣工

協和発酵キリンは、生産拠点の再編成を進める一環として、富士工場(静岡県駿東郡)で製造している製品を他の工場に移管する作業を進めている。

竣工したHA5棟では、富士工場から移管する製品をはじめとして、高崎工場内の製剤棟で製造している製品、新たに開発する製品を製造する。

HA5棟の特徴は、バイオ医薬品の注射剤を中心に多品目を効率よく生産でき、3極GMP(欧州、米国、日本の医薬品製造管理基準)に準拠してグローバルに製品を供給できる製造設備であることであり、更に免震構造、非常用発電機による電力バックアップを備え、震災発生時の事業継続に考慮した製造設備となっている。

なお、HA5棟の稼働開始は2016年、商業生産開始は2017年を予定している。

■施設概要
名称:HA5棟
規模:鉄骨造4階建
延床面積:約4106㎡
投資額:約46億円
用途:注射製剤の製造

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