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GLP/2015年度上期は順調な開発と賃料収入で引き続き資産運用が拡大

2014年11月04日/物流施設

グローバル・ロジスティック・プロパティーズ(GLP)は2015年度第2四半期(上期)決算で、GLPグループ全体の売上高が前年同期比25%増の3億6200万米ドル(約394億5000万円)に拡大したと発表した。

2015年度上期のプロフォーマベース再評価前PATMI(税引後最終利益)は、中国での堅調なリーシングと直近のブラジルでのポートフォリオ取得により、前年同期比12%増となった。

2015年度上期の開発では160%増加、新規・増床の賃貸借契約は前年同期比55%の増加となった。

2015年度上期のファンド運用によるフィーは、前年同期比87%増の4900万米ドル(約53億4000万円 )だった。

GLPは2015年度上期に7600万米ドル(約82億8200万円)の開発による再評価益を計上、開発は将来の経常的価値の創出を拡大するとしている。

日本では2015年度上期の開発は3億6800万米ドル(約401億500万円)となり、2015年度通期の新規開発目標である6億7500万米ドル(約735億6200万円)の約55%を達成した。

安定稼働ポートフォリオの平均稼働率は99%と高水準。2015年度上期の新規と増床賃貸借契約面積は13万2000㎡となり、先進的物流施設の供給が依然として限定的なこと、サプライチェーンの近代化が進んでいることから、日本での顧客の需要は底堅いとみている。

日本では、人手不足と東京五輪に加え、建設コストが上昇しているが、GLPは引き続き、新規開発機会を厳選していく、としている。

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