トナミ運輸と第一貨物は1月13日、両社の富士支店と小牧支店で、「中京・東海地区と関東」間の共同運行を開始する。
トナミ運輸と第一貨物両社の自社幹線便の一層の共同化促進により、幹線運行・効率化の進展をはかる。
両社の関東に向けた自社便各1便の共同運行化を行い、第1便は第一貨物富士支店の自社便で、トナミ運輸富士支店から5トンの関東向け貨物を積載する。
もう1便は、トナミ運輸小牧支店の自社便が第一貨物小牧支店から5トンの関東向け貨物を積載する。
今後は、土・日曜日の運行効率化にむけ、共同化の拡大を検討する。また、部分的な施設面の共用化や共同配達の具体化をはかり、一層のシナジー効果の拡大につとめていく。
これまでは2012年9月に、第一貨物、久留米運送、トナミ運輸の3社の輸送の良質なサービスと運行機能の効率化を主目的として、合弁出資による「ジャパン・トランズ・ライン」(JTL)を設立し、3社の関東~関西間の幹線運行の一部を担ってきた。
昨年9月以降、今後の一層の運行の効率化の一環として、JTL運行部会による協議を重ねてきた結果、今年1月から「中京・東海地区と関東」間の共同運行を開始した。