UDトラックスは2月5日、国土交通省にコンドルのリコールを届け出た。
不具合の部分は動力伝達装置(終減速機用フランジ)。
後輪2軸駆動のトラックの動力伝達装置で、後前軸側終減速機の前側フランジのスプライン部とスプラインシャフトのバックラッシュの設定が不適切なため、このフランジとスプラインシャフトの締結用ボルトに過大な力がかかることがある。
そのため、発進時のトルクにボルトが耐えきれず損傷し、そのまま使用を続けると、最悪の場合、ボルトが折損しフランジに接続しているプロペラシャフトが脱落して走行不能となるおそれがある。
全車両、フランジを対策品と交換するとともに、締結用ボルト、ワッシャ及びスペーサを新品と交換する。
リコール対象車の台数は計713台。不具合の件数は2件、事故はない。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001068096.pdf