NTTロジスコは5月20・21日、「物流センタ改善報告会」を開催した。
グループでは、サービス品質・生産性向上のため、日頃からTPS(トヨタ生産方式)の手法をベースとした2S・改善活動や日次収支管理、レイバーコントロール等の徹底に取り組んでおり、活動の成果を年に2回報告している。今回は全国の物流センタ等から選抜された25チームが参加した。
1位には、埼玉物流センタが、積合せ便出荷時に使用する容器の変更(オリコンから梱包用ダンボールに直接入れる方式)、専用便出荷時のオリコンサイズ(小)の導入による廃用容積の圧縮と作業スペースの創出等によりコストを削減で評価を受けた。
2位は、市川物流センタ、3位に八尾物流センタ、4位に福岡物流センタ、5位に千葉物流センタが選ばれた。
NTTロジスコは、今回評価された改善手法を全社に水平展開していくとともに、TPSの手法をベースとした2S・改善活動をLGPS(Logisco Production System)として進化させ、改善活動をさらに推進していくことで、今後も顧客にローコスト・高品質なサービスを提供していくとしている。