ユニファイド・インダストリアルは3月27日、滋賀県湖南市で京滋エリア最大級となる総延床面積約30万m2の物流施設開発「UIB湖南プロジェクト」の最終3期目として、2棟構成で延床面積約4.8万m2のマルチテナント型物流施設「UIB湖南ロジスティクスセンターIII」を着工した。2027年5月末の竣工を予定している。
<UIB湖南プロジェクト全景。手前2棟がUIB湖南ロジスティクスセンターIII、左がA棟、右がB棟(予想図)>

「UIB湖南プロジェクト」は、滋賀県湖南市石部緑台地区・石部緑台西部地区の地区計画決定により、物流施設等の産業基盤として土地活用の幅が広がったエリアに展開されており、すでに運用している「UIB湖南ロジスティクスセンターⅠ・II」は、日本通運やヤマト運輸などが利用している。
「UIB湖南ロジスティクスセンターIII」は、名神高速道路「栗東湖南IC」から約2.1km、「栗東IC」から約5.0kmに位置し、京阪神・中京圏をはじめとする広域物流ネットワークの中核拠点としての活用が見込まれる。
A棟(約3万4000m2)とB棟(約1万4000m2)で構成され、A棟は3テナント、B棟は2テナントの分割に対応するほか、テナントニーズに応じて1社専用施設としても使用できる。
荷物の積み下ろしを行うバースの間口スパンは11.6mを確保し、10t車3台の同時接車が可能。
有効梁下高さ6.0mにより高積み保管にも対応可能な効率的な保管空間を確保する。
1階床荷重は2.5t/m2、2階は1.5t/m2で、幅広い保管・物流ニーズに対応。電気設備の変更を容易にするためテナント区画ごとにキュービクル型高圧受電設備を設置しており、他テナント区画を停電させることなく電気設備の増設が可能となっている。
パレット2枚の同時搬送が可能な垂直搬送機を備えるほか、ダブル連結トラックの運用に対応した大庇(ひさし)を設置(A棟のみ)。
簡易空調や大型シーリングファンといった庫内空調が標準仕様となっており、現場オペレーションと働く人の快適性に配慮している。
24時間荷物の積み下ろしが可能でドライバーの待機時間短縮に寄与。敷地内に大型トラック待機スペース49台分を確保することで円滑な入出庫を支援するとともに周辺道路への車両滞留を防止する。
施設全体で194台分の普通車駐車場を整備しており、通勤利便性を高めることで、テナント企業の円滑な人材確保を支援する。
入居企業の事業継続性に備え72時間対応の非常用電源も用意。水害や土砂災害のリスクが極めて低く、直近10年で震度4以上の地震が全国で最も少ない滋賀県の特性を活かし、安心して利用できる高い事業継続性を備える 。
「CASBEE Aランク」「BELS 6star」「ZEB Ready」の取得を予定しており、持続可能な物流施設を実現する。
■概要
施設名:UIB湖南ロジスティクスセンターIII
所在地:滋賀県湖南市石部緑台1-2287-13ほか
敷地面積:約5万4000m2
延床面積:約4万8000m2(A棟:約3万4000m2、B棟:約1万4000m2)
構造:鉄骨造地上2階建て、耐震構造
トラック待機場:10tトラック76台、40ftトレーラー10台
着工日:2026年3月27日
竣工日:2027年5月末日
認証取得予定:CASBEE Aランク、BELS☆☆☆☆☆☆、ZEB Ready
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