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日本郵船/2015年度「船員安全取組大賞」に選定

2015年10月07日/SCM・経営

日本郵船は10月7日、日本郵船が実施している乗組員の姿勢と意識改革活動(安全体感研修とPower+プロジェクト)」が、国土交通省の2015年度船員安全取組大賞を受賞したと発表した。

安全体感研修は、船上で発生するおそれのある人身事故の状況を再現することで、研修生に危険を体感させ、安全行動を習得させる研修。

Power+プロジェクトは、2つの基本コンセプト「安全は従うのではなく、それを自ら選択して実行し確立する」「互いに気遣い助け合うことを通じて個人から集団へと安全文化を醸成していく」の下、ヒューマンエラーに起因する操船と人身事故の削減を達成、継続することを目的とした次世代の安全活動(乗組員の姿勢と意識改革)。

なお、船員安全取組大賞は、国土交通省海事局が進める第10次船員災害防止基本計画の取り組みの一環として2014年度より設定。船員の労働災害防止に取り組む船舶所有者、船員とその関係者による先進的で優れた取り組みを称え、表彰するもの。

取り組みを広く紹介し、船員災害防止活動の促進、活動への意欲向上を図り、船員災害の減少につなげることを目的としている。受賞者は、表彰状を授与されるとともに、受賞年度の船員安全取組大賞のロゴマークを使用することが可能。

日本郵船は、この表彰を励みに、引き続き安全運航達成を最重要課題と位置付け、中期経営計画“More Than Shipping 2018~Stage2 きらり技術力~”で掲げた安全・環境分野の先進企業を目指し、安全管理体制のさらなる強化を進めていく。

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