横浜冷凍(ヨコレイ)は10月16日、タイ王国 プーケット海洋生物研究所から発行されている海洋環境ハンドブックをタイ王国大使館へ寄贈するとともに、シハサック・プアンゲッゲオ特命全権大使へ表敬訪問を行った。
<シハサック・プアンゲッゲオ特命全権大使(右から3人目)とヨコレイ吉川社長(左中央)>
ハンドブックはヨコレイが2010年にタイ王国の天然資源・環境省へ行った寄付金を基に制作され、地元の小中学生向けに環境保全用の教材本として幅広く活用されている。
大使との会談では、ヨコレイの吉川社長からグループ全体の概要を紹介。
26年前にタイ王国に設立した連結子会社タイヨコレイが現在では現地の業界でリーディングカンパニーになっていることなどを説明するとともに、「コールドチェーンビジネスを通じて社会や地域に貢献する」という企業ポリシーを伝えた。
大使はタイ王国に対するこれまでのグループの活動実績を高く評価し、今後の同国の更なる発展への貢献を期待していると語った。
特に、年内発効予定のアセアン経済共同体(AEC)の話題になると、大使と吉川社長は「これからタイはアセアンのハブになっていく」との認識で一致。