三菱ふそうトラック・バスは12月10日、国土交通省にキャンターのリコールを届け出た。
不具合の部分は原動機(燃料ホース)。
小型トラック・バスにおいて、戻り側燃料ホースの材質が不適切なため、架装時、車両洗車時等に使用される化学物質により、燃料ホースが膨潤するものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、燃料ホースの接続部が外れて燃料が漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
全車両、燃料ホースを対策品に交換する。なお、部品が供給できない場合には、暫定措置として燃料ホースの接続部にクランプを追加し、対策品が供給され次第、燃料ホースを対策品に交換する。
リコール対象車の台数は計7万8152台。不具合の件数は108件、事故は1件(火災)。
■型式等は下記URLを参照。
http://www.mlit.go.jp/common/001112928.pdf