ソニーは1月20日、生産・物流・調達・品質/環境など、ものづくりに関するオペレーション機能を一層強化するため、機構改革を実施すると発表した。
日本国内においてコンスーマー製品と業務用機器の設計・製造・修理サービスを担当するソニーEMCSと、ソニーにおいてオペレーション業務をグローバルに担当する組織を統合し、4月1日に新会社のソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズを発足する。
新会社は、これまでソニーEMCSが担ってきた国内生産と海外製造事業所の管理機能に加え、国内外の調達・物流・品質/環境領域の実務を行うグローバルシェアードサービス機能、事業本部や事業会社と連携した要素技術開発・生産技術開発・設計支援を行うエンジニアリング機能を担う。
ソニーは、これまで各組織が培ってきたオペレーションにかかるナレッジを結集することで一層の効率化を図るとともに、国や地域、製品カテゴリー領域を越えたオペレーションの変革を継続することで、エレクトロニクス事業の更なる強化に取り組む。