郵船ロジスティクスが1月29日に発表した2016年3月期第3四半期決算は、売上高3589億5400万円(前年同期比7.4%増)、営業利益75億1400万円(19.4%増)、経常利益88億600万円(27.7%増)、当期利益38億2800万円(103.2%増)となった。
グループの貨物取扱量は、海上事業では、販売拡大効果により東アジア発を中心に前年同四半期を上回る実績となった。
航空事業では、前年の港湾混雑による特需の反動がみられたが、欧米での取扱いが増加するなど全体としては底堅く推移した。ロジスティクス事業では、業務改革によるコスト削減に取り組む一方、継続的な投資やサービスの拡充を図り販売が拡大した。
通期は、売上高4800億円(4.1%増)、営業利益95億円(2.1%増)、経常利益105億円(4.9%増)、当期利益36億円(29.7%増)を見込んでいる。