UPSは2月25日、ロス・マッカローがUPSアジア太平洋地域プレジデントに就任する人事を発表した。
<新UPSアジア太平洋地域プレジデント ロス・マッカロー氏>
マッカローアジア太平洋地域プレジデントは1984年にUPSに入社し、直近ではコーポレートストラテジー部門のバイスプレジデントを務めた。
アジア太平洋地域のプレジデントとして、世界で最も急速に成長する地域の一つを率い、アジアの40を超える国や地域を統括することになり、コーポレートストラテジー部門のバイスプレジデントとして、包括的なグローバルビジョンと戦略的コミュニケーション・プラットフォームを策定したほか、新しい戦略企画プロセスの開発・立ち上げを主導した。
グローバルM&A プロジェクトの経験を活かし、重要な戦略的投資案件などの主要イニシアチブを統括したほか、アジアの大手輸送会社との提携も行った。さらに、UPSで初となるe コマース専門チームを設立・指揮した。
UPSインターナショナルのプレジデントであるジム・バーバーは、「ナンドとロスは、世界各地での広範な職務を通じて指導者としての力量を発揮してきた。私は2人が欧州とアジア太平洋地域のプレジデントとして大きな影響を及ぼしてくれると考えている。当社の他の多くの経営幹部と同様、2人はそれぞれ積み込み作業員とドライバーとしてキャリアをスタートさせており、当社が指導者や後継者の育成に注力していることを実証している」と話した。