DICは4月12日、千葉工場(千葉県市原市)内に技術棟を建設した。
従来の実験棟が老朽化したのを機に建て替えたもので、エレクトロニクスや自動車市場向けなどの機能性材料の開発を加速させることを目的とし、2月より稼動を開始した。
社内プロジェクトやオープンイノベーションによる外部リソース活用も見据え、協業のためのオープンラボスペースを確保するなど、大型テーマにも対応できる施設となっている。
ポリマ事業では、国内外技術拠点の役割を明確にした中で、効率的な製品開発を進め、2018年には営業利益を2015年比で17%増を目指している。