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三菱倉庫/4~9月の売上高6.5%減、営業利益10.9%増

2016年10月31日/決算

三菱倉庫が10月31日に発表した2017年3月期第2四半期決算によると、売上高976億3600万円(前年同期比6.5%減)、営業利益62億5800万円(10.9%増)、経常利益76億5600万円(10.1%増)、当期利益50億6200万円(1.0%減)となった。

倉庫・陸上運送の両事業は、医薬品等の取扱増加があったものの非鉄金属等の取扱減少もあり全体として貨物取扱量が伸び悩んだため、売上高は倉庫事業で前年同期比2.1%減の241億4000万円、陸上運送事業で0.2%減の219億1600万円となった。

他方港湾運送事業は、コンテナ貨物の取扱増加等により、売上高は前年同期比9.0%増の113億1100万円となったが、国際運送取扱事業は、貨物取扱量の減少、海上運賃の下落や為替円高の影響により、売上高は18.6%減の210億2200万円となった。

この結果、物流事業全体の売上高は、811億5400万円(5.3%減)となった。また営業費用は、貨物取扱量の減少等に伴い作業運送委託費等が減少したほか、減価償却費や修繕費の減少もあり、前年同期比 53億1100万円(6.4%)減の776億8500万円(6.4%減)となった。このため営業利益は34億6800万円(28.7%増)となった。

通期は、売上高2150億円(3.9%増)、営業利益121億円(7.0%増)、経常利益148億円(5.5%増)、当期利益96億円(2.7%増)を見込んでいる。

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