LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





出光/災害発生時の石油製品配送を訓練

2016年11月09日/生産

出光興産は11月9日、被災後速やかに石油製品の受注・配車業務を再開させるため、11月7日・8日に物流部門でBCP訓練を実施したと発表した。

訓練では、バックアップ拠点で代替業務が実行できるか確認を行った。

本番さながらの緊張感のもと、本社、中央配送管理センター、運送会社が連携しながら、各エリアへの配送状況、受注・配車方針の共有化、被災地の優先配送先の選定を行い、代替業務が可能であることを確認した。

石油製品の配送はエネルギーセキュリティの要であり、大地震が発生した際にも、高い耐久力や回復力が求められる。

8月31日に総合防災訓練を実施し、従業員安否確認、対策本部設置など事業継続計画の実効性を確認し、BCP訓練は被災後の石油製品の受注・配車業務に焦点をあて、行った。

出光興産の中央配送管理センターは東京都中央区に位置し、石油製品の受注・配車業務を全国一元管理している。

同センターは災害に強い立地・施設にあるが、万が一、首都直下地震が発生してセンターの機能が停止し、停止期間の長期化が見込まれた場合には、災害の影響が無く、東京から陸路で移動可能な場所に代替機能(バックアップ拠点)を設けることが可能。

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース