川崎汽船、日本郵船、商船三井とThe Shipping Corporation of India Ltd.(SCI)のコンソーシアムで共同保有するLNG船「PRACHI」を11月30日、韓国で竣工した。
Petronet LNG Limited(PLL)との間で締結した長期定期傭船契約に基づいて現代重工業へ発注した17万3000立方m型新造LNG船。
PLLはインドで初めてLNGを輸入した会社で、現在カタールから年間約750万トンを合計3隻のLNG船で輸入している。
竣工した4番船の「PRACHI」は、豪州Gorgon LNG Projectからインド向けのLNG輸送に投入される。
コンソーシアムは、最新鋭のLNG船で安全輸送を提供し、今後LNG需要がますます拡大するインドへの安定的なエネルギー供給に貢献していく。
■概要
全長:294.97メートル
全幅:45.60メートル
夏期満載喫水:12.50メートル
総トン数:11万2791トン
載貨重量トン数:90,328トン
造船所:現代重工業
船籍:シンガポール