日陸は2月15日、千葉県袖ケ浦市の千葉物流センター袖ヶ浦倉庫の敷地内で危険物温度管理倉庫1棟が1月31日に竣工したと発表した。
倉庫面積は800m2(温度管理:+5℃~25°)で、保管能力が542パレットで、消防法危険物第四類、毒劇物、医薬品、指定可燃物を取り扱う。
既存の千葉物流センター袖ヶ浦倉庫は、千葉県市原市の千葉物流センターのバックアップ倉庫として2009年12月、敷地面積1万5500m2に危険物倉庫2棟、危険物温度管理倉庫(-20℃~+15℃)1棟、一般品温度管理倉庫1棟、一般取扱所1棟の倉庫面積5400m2で開設している。
既存の1号棟危険物温度管理倉庫は、-20℃(2室)、5℃、10℃、15℃の4温度帯5室に分かれているが、10℃の温度帯を減らし、-20℃の温度帯(計3室)に変更する工事も同時に終了した。
袖ヶ浦倉庫では、事務所内に設置した集中管理システムにより、定温倉庫内の厳密な温度管理が常時行なえる。冷凍品、定温品、医薬品等のより高度な保管・取扱・運送技術を必要とする化学品物流サービスを強化・提供していく。
■増設した倉庫建物の概要
所在地:千葉県袖ケ浦市南袖 27-1
建物:危険物温度管理倉庫4号棟